流学日記―20の国を流れたハタチの学生 (幻冬舎文庫)

正直に言うと本書を読んでいて何度も読むのをやめたくなった。ラブ&ピース、ヒッピー的なエッセイにありがちな自己陶酔に満ちた言葉ばかりが並んでいたからだ。

でもやめたくなった理由は本当はそれだけじゃなかった。岩本さんの体当たり的な行動力にただただ圧倒され、自分がぬるま湯にいるように感じたからだ。自分がちっぽけに感じられ、そんな自分に目を背けたくなった。タバコも万引きもバカ騒ぎもハメをはずすこともしてこなかった優等生な自分が弱弱しく思われ、なんだか気後れを感じてしまった。サバイバル能力で完膚なきまで叩き伏せられてしまった。

この屈辱は世界一周旅行へのモチベーションにつなげよう。

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