『沸騰都市 ダッカ ~“奇跡”を呼ぶ融資~』

『沸騰都市 ダッカ ~“奇跡”を呼ぶ融資~』

POINT

Bangladeshの首都Dhaka。そのDhakaが繊維工場の建設ラッシュに沸いている。繊維工場のビルの屋上は鉄骨がむき出しだ。お金を用意できればすぐに建て増ししていくためだ。

建設ラッシュを支えているのが巨大NGO団体BRAC。Gramin Bankが始めたMicro Creditと同じ方法を導入し、Dhakaの起業家に無担保で融資をしている。

また、BRACはBRAC NETを設立し、農村へインターネットを提供し始めている。お祭り騒ぎのようにインターネットの導入を喜ぶ農民たち。インターネット画面に目を輝きながら食い入るように見つめる子供たち。まるで日本に初めてテレビがやってきた時の同じような光景である。インターネットによって米と農作物の卸売り価格を知り、仲買人によって安く買い叩かれていたことを知る農村の青年たち。今後インターネットを使って仲買人との交渉力を強めたいと意気込んでいる。

IDEA

以前読んだ『最底辺の10億人』の著者は、ChinaとSoutheast Asiaが低賃金輸出を独占してしまったのでAfrica+αには一定期間の関税優遇措置が必要だと主張していたはず。だけどBangladeshはChinaの三分の一である人件費を生かしてシェアを奪っている。別に関税を優遇しなくても、うまく個人にお金が回ればAfricaだって競争力を持てるんじゃないかなぁ。AfricaにもMicro Creditが導入されているそうだけど、Bangladeshのような成長を期待できるだろうか。

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