じぶんと対話することには価値がある『ひきこもれ』吉本隆明

ひきこもれ―ひとりの時間をもつということ (だいわ文庫)
吉本 隆明
大和書房
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ふつう、『ひきこもり』というと、
悪いイメージがあるかもしれない。暗いとか、何もしてないとか。

でも、この本で、吉本さんが言ってるのは逆で、
仕事でも人生でも、『ひきこもる』時間をもつことが、
なかなか価値のあることやねんぞ、ってこと。

ぼくにも、『ひきこもり』の性分が多分にあるから、
そんな主張をきいて、なかなか痛快だったし、
肩の荷がおりる気がしました。

『引き出し症候群』の社会って息苦しいんだよねー、と思ってるひとは、
ぼくの同年代にたくさんいるような気がするので、
この本を、もっと多くのひとが読めば、
生きやすくなるひとがふえそう。

それって、ある意味、省エネな生き方だと思います。

『引き出し症候群』なひとも、
『ひきこもり』たいひとも、
無駄なことにエネルギーをつかわずに、
自然体に、もっと楽しいことに没頭できるから。

じぶんの内側から聴こえてくる声に、
もっと正直に、もっと楽に、生きていきたい。

「この人が言っていることは奥が深いな」とか、「黙っているけれど存在感があるな」とか、そういう感じを与える人の中では、「意味」だけではく「価値」の増殖が起こっているのです。それは、一人でじっと自分と対話したことから生まれているはずです。

熟練した職業人になるためには、少しゆるんでいて、いい加減なところがあって、でも持続力だけはある、というのがいいのです。

「とにかく教師は生徒に向きあうべきだ」という考えには、子供を「指導」してやろうという、プロを自認する教師の、ある種思い上がった気持ちがあります。

そんなことをしなくても、毎日後ろ姿を見ているだけで、子供はいい先生を見抜きます。自分の好きな先生を見つけて、勝手に影響を受けていくのです。

問題は、親が子供にどう接するかではなく、親自身の心の状態がどうであるのか、ということなのです。

生まれた時代性というものは、なかなかぬぐい去ることができないし、まるで何もなかったように白紙に戻すようなことはしてはいけないのです。

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  • みっちゃん

    私も引きこもりやわ~

    家が好きやねん♪笑
    誰とも会わない日とか本を読む時間とか大切やんね。
    自分を分からない人は、人のことも分からない。
    と思います。

    楽に生きたいな~考えすぎな所があるから▲

  • http://www.kinoshitashigeo.com 木下茂雄

    >自分を分からない人は、人のことも分からない。
    案外、じぶんのことがわかっても、
    一生、他人のことなんて分からないかもよ。

    考えすぎなところも、みっちゃんの性分やろうから、
    無理にかえようとせず、自分のええところや思うて、
    つきあっていくんがいいんじゃないかなー。

  • みっちゃん

    確かに分からんな◎笑

    そーやなぁ。あんま悩まん性格やったらどんなにいいやろ~
    って思いながら、はや27年やわ。
    もう根本は変わらないね。笑

    木下くんに貰った本に、生まれたときから気質は決まってるって書いてあったわ~
    生まれた時から、気にしいやったんかな~笑

  • http://www.kinoshitashigeo.com 木下茂雄

    かもね(笑

    気にしいなことも、言い方次第。
    気配り上手(ちょっと違うか?)とか
    心が繊細なの(乙女にはプラスか?)とかとか。

    ま、なるよーになりまっせ。
    ならんかったら、夫婦で話ききまっせ。

  • Emmaus

    zan(禅)にはretreat(自分の時間をもつ)という接心、-所謂心を取り戻す心の集中の一日をすごす-行いがあります。何回か経験しましたが外に広がる自分になっていました。

  • http://www.kinoshitashigeo.com 木下茂雄

    自分の時間をもつことで、自分が外に広がる、というのは、
    なんだか大事なことを言っているような気がします。

    逆に、自分の心を省みないひとは、
    実は、内側の世界にこもっているのに等しいのではないか、と、
    思ったからです。

  • http://d.hatena.ne.jp/Emmaus/ Emmaus

    自分のこと(個)を大切にするからこそ他者(個)も大切にするのでしょうね。でも最近ますます利己と個がイコールのような時代になっています。

  • http://www.kinoshitashigeo.com 木下茂雄

    それが良いことなのか悪いことなのか、分かりませんが、
    自分自身や同世代の友人を振り返ってみても、
    「利己=個」となっているような気がします。

    世の中に対する、漠然とした焦燥感が、
    その根っこに共有されているのかもしれません。