読了『感動をつくれますか? 』久石譲さんの仕事観から考える。

感動をつくれますか? (角川oneテーマ21)
久石 譲
角川書店
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アーティストとデザイナーの2種類の人間がいるのなら、
久石さんは、明らかに、後者なんだと思ったし、
自分も後者だと思うから、惹かれる言葉がたくさんあった。

仕事は“点”ではなく“線”だ。
集中して物事を考え、創作する作業を、次へまた次へとコンスタントに続けられるかどうか。
それができるから、作曲家です、小説家です、映画監督ですと名乗って生きていける。

ああ、だから、ぼくには、まだ、名乗れるものが何も無いんだ、と気づかされた。
“線”になるような“点”を残していきたい。
connecting to dotsですな。後から振り返るしかない。

何かを表現していく人間にとって、
自分の拠り所を気分に置いてしまうのは危ういことだ。

規則正しく。ルーチンな生活と創造力は相反さない。
村上春樹しかり、イチローしかり。

しかしである。もっと長く付き合って、
その人が土壇場に追い込まれたときをみたらいい。
必ず、最初の印象に戻る。

この言葉を覚えておこう。
あとから、変な理屈で自分を納得させない。

自分の曲の、最初の聴衆は自分だ。

「こりゃおもろいわ!」と自分で思えるものを創っていく。

なんだ、いいかげんだなあ、と思われるかもしれないが、
そのときそのときに出会ったものを自分の中に取り込んでいくのは、とても大切なことだ。
さまざまな音が溢れかえる中で生活している僕が、
ふと意識を向けた、興味を持ったということは、
自分の琴線に触れるものがあったということだ。
それこそ直感だと僕は思う。

久石さんは、偶然や直感、ささいな偶有性を、大切にしている人なんだなぁ。
でも、それは、そこに頼るってわけじゃなくて、
徹底的に論理的に考えて、練って練って練りまくった上で、
ええ感じに、融合されているんだろう。
その塩梅は経験でしか分からんのでしょう。

『プロフェッショナル』の上田泰己さん( @hiroking1975 )の放送をみました。

HDDに撮りだめていたプロフェッショナルをみました。

若きプリンス、生命の謎に挑む 生命科学者・上田泰己
Twitter→@hiroking1975

一見、関係のない専門家を集める

生命科学の研究をしているのに、
研究チームには物理学や数学、情報学のひとたちがいました。
まったく新しい分野へ切りこんでいくためには、
異業種による化学反応が必要なのかな。

やらなきゃ、じゃつらい

うん、つらい。
まず発想も貧弱になる。
つぎに継続するたびにエネルギーがへる。
やりたい、やってみたい!

間違えられないという緊張感

これは、ウェブの世界とは全く逆ですね。
ウェブだと、世の中に公開しても、
後からいくらでも手を加えられますから。

これ、面白いね

が、上田さんの口グセのようでした。そういうのいい。
無理して言ってるんじゃなくて、
新しい発見、違いを心から楽しんでるんだろうなぁ、と感じました。

観了『片山正道 – プロフェッショナル 仕事の流儀』

第131回 片山正通 (2009年11月24日放送) | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀

片山さんは、店舗デザインを考えるとき、
デザインの正しいかたちを、
掘り当てている気分になって、
なんども、なんども、
スケッチをやりなおすそうです。

掘り当てるっていうのは、
なかなかおもしろい感覚ですね。

じぶんでつくっているのではなく、
じぶんは探しているだけ、ということなのかな。

21世紀の教養は古典ではない – 『「知の衰退」からいかに脱出するか』

GOAL

ビジネスマンが21世紀に必要とされる教養は何か?

POINT

21世紀に必要とされるグローバルな教養は『環境(社会貢献)』と『最新のIT動向』だ。

「お前は貧しい国に対してどんなことをしているのか?」
「○○の環境問題についてどう思っているのか?日本の立場は?」
「Skypeが世界に与えるインパクトは?」
「facebookを活用してどんなことをしているか?」

といった質問に独自の見解を展開できる知識こそ21世紀に求められている教養なのだ。

上記の主張と合わせて、大前氏は現在世間に流布している『古典回顧主義』に警告を鳴らしている。古典はもはや21世紀型の教養ではない。世界のエグゼクティブは古典のことなど知っていない。歴史的な知識はグーグルで検索すれば見つかるのだから、いかに過去の歴史を知っているかは重要にはならないだろう、と。

IDEA

本書を読んで『世界遺産検定』を受験するのを止めた。教材を勉強しているうちに薄々自分でも疑問に持っていた。こんな大学受験のような詰め込み型の知識がどれほど実になるのだろうかと。なので少し立ち止まって、どうして世界遺産検定を受検しようと思ったかのか振り返ってみた。受験しようと決めた当時は

  • 世界遺産に関する知識がグローバルな話題になるやろ!
  • 世界旅行をするときに世界遺産に関する知識があれば、旅がもっと面白くなりそう!
  • 世界遺産検定という資格がパーソナルブランドの1つになるかもしれへん、うへへ

と妄想を広げていた。

だが、大前氏が言うように世界遺産に関する詰め込み型の知識なんて世界の人たちと話す時にたいして役に立たない気がしてきた。

「○○教会が世界遺産に登録された理由は○○建築様式の傑作で、作ったのは○○でその建築様式の特徴は屋根がこんなんであんなんで・・・」

な~んて言って誰か興味を持ってくれるのだろうか。そんな細かい知識には僕だって興味をもてない。大きな歴史の流れを理解するのは本当に刺激的なんだけどね。

それに旅がもっと面白くなりそう!と思った点で言っても、世界遺産の知識を暗記しているよりは、その国の経済状態、歴史、環境問題、ITへの取り組みなどを知っているほうがよっぽど有益なんじゃないだろうか。僕はジム・ロジャーズのように旅して回るのが憧れなんだ、ということに気が付いた。

ということで、世界遺産を勉強する時間をやめて、その余った時間でEconomistのAsiaAfricaをRSSで購読することにしよう。

追戯言

そうそう、世界遺産検定を日本語で勉強するのもいかがなもんかね。世界に出たときに日本語の案内が書いてあるわけがない。現地の標識もガイドの説明も英語でしょ。

少しだけ勉強してはっきり言えることは、日本語の名前と英語の名前は全然違うものが多い。日本語に訳すと、なんでそんな名前になるねんってやつがたくさんある。世界遺産検定の協会が支給している教材をそのまま暗記したとしても、現地のガイドの説明はちんぷんかんぷんじゃないだろうか。どうしても世界遺産の知識を覚えたい方は、英語のwikiで独自で勉強したほうがいいんじゃないかな。

最も悲しいことは、日本における中、高校教育が、外国の地名、人名、事件などについて日本語で行われていることである。私は地理も歴史も好きだったのでこれらの名称をいまだに覚えているのだが、いざ外国での会話になると、どのようなスペルなのか、全く分からない。
(中略)もともとこれらの名称、事象は、外国に行ったり、外人と話しているときに役に立つはずのものであり、日本人同士の意思が通じるために覚えても、あまり実利はない。(168.169頁 『遊び心 – 大前研一』)

全く同意である。

へら絞り職人・松井三都夫

腕一本、それが男の生きる道

受注された製品を仕上げた若手職人の目の前で、全く同じ製品を最高の技術で作り上げて見せつける。「職人魂」を背中で伝える姿にしびれた。

完全なんて到底できやしねえんだけど、それを目指してやれば、だんだんだんだん腕は上がっていくじゃないですか。だから完全目指してやらなきゃダメだと思うんだよね。

(松井三都夫)

巨大な才能じゃないなら

もしあなたにシューベルトやミケランジェロみたいな才能があったとしたら、それはもうとっくに外にあふれ出てきているはずです。(中略)巨大な才能じゃなかったら、べつにあってもなくてもいいじゃないですか。

(村上春樹著『ひとつ、村上さんでやってみるか』189頁)

なんかね、肩の力が抜けるような発言。ふん、確かに僕には巨大な才能が溢れ出しているような感じはしない。溢れ出してたらブログなんて書いていないでしょ、たぶん。

特徴というか資質みたいなものは分かりつつあるんだけど。それを羅針盤にして毎日ちゃんと生きていれば、後から人生を振り返って、あぁ僕の(巨大で はない)才能はこれだったんだ、と思えればいいか。肩に力を入れすぎて何をやればいいか分からない時には、そんな脱力感も悪くないと思う。

小池康博

元メジャーリーガーの桑田さんのような雰囲気の持ち主。やわらかいオーラを持ちながらも、求道師のような鋭さを持ち合わせていた。

あえてブラックボックスの分野であるプラスチック製光ファイバーの研究を選び、成果が出るまでに14年。誰にも見向きもされない暗闇の時代。行き詰った時は基本に立ち返る。光の数式を見つめ直し、迷路を抜け出した。

研究者に限らず『けものみち』を走っている人には、基本に立ち返られる原点が支えになるのだろう。

「朝型人間」の成功哲学

成功者は朝が早いだけではない。朝の時間の「使い方」が実にうまいのだ。

まずは思い切って45分早く起きてみる。そして、その時間を一刻もムダにしない。成功のカギはすべてここにあるのだ。

頭脳を鍛え、活力をみなぎらせ、精神をフル活動させる―本書の方法を実践すれば、あなたは確実に変わる。

マインドマップメモ

asagata-ningen

今回のマインドマップメモのポイント

たった45分の早起きでも、やろうと思えば色んなことができてしまう。
ちょっとした仕事なら片付けることができるし、ジョギングすれば2~3kmは走れてしまう。英語の勉強をすれば、英単語を何個覚えれるだろうか。このブログのマインドマップも1つか2つ作成できてしまう。読書が好きな人なら本1冊ぐらいは読破してしまうだろう。

朝からアポを入れたり、早朝勉強会やセミナーに参加したりして、早起きの習慣を身につけるような仕組みを整えてみよう☆

  • プロフェッショナルになるには、10000時間が必要!!
  • シャワー中に歯磨き、髭剃り、コンタクトなどを同時に済ましてしまう
  • ザイアンスの原理を利用して、“朝人脈”を築く

「経験知」を伝える技術

ディープスマートとは、専門知識を学び、経験を積み重ねて習得される経験知のことである。それは、個人レベルにおいても、組織レベルにおいてイノベーションを続けるためには欠かせないことである。

本書では、専門知識(=ディープスマート)に対する常識を見直し、専門知識は何で構成されているのか?どうやって育まれるのか?経験に基づく専門知識も移転できるのか?といった疑問について、豊富なケーススタディを基にして考察している。

マインドマップメモ

deep-smart

ディープスマートを身につけるためには、実践とシュミレーションで経験のレパートリーを増やすことが大切。

アメリカ軍がゲームを使ってシュミレーションをしたりするように、株式投資だってゲーム模擬投資ができる。自分の興味のある分野でシュミレーションができるかどうか発想を広げてみるものいいね。会社で働くことがある意味、シュミレーションかもしれないけれど(笑

今回のマインドマップメモのポイント

  • 実践&シュミレーションで、経験のレパートリーを増やす
  • 指導の下で経験を積ませるのが効果的
  • 脳のレセプターを増やす!

『真似をする』から『真似される』を目指す

カンブリア宮殿」の放送より。

セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなどが凌ぎを削っているコンビニ業界では、他社が何か面白いことや良いサービスを行ったら、すぐに競合に真似をされる。

そうして、お互い真似をし合う中で、新しいサービスを次々と生み出し、付加価値の高いサービスを競い合ってきた。それが業界全体のレベルを高めてきたわけだ。

業界第2位であるローソンの社長兼CEOである新浪剛史さんは、『ローソンは今まで(業界第1位であるセブンイレブンの)真似をして成長してきた。他社の良いものはどんどん真似をする。そして、いつか真似をされる企業を目指したい』と、仰っていた。

何かの分野で成功を収めようとする時、成功モデルを0から築き上げることは至難なこと。資本も時間も多大にかかる。

『収益力のあるビジネスモデル』

『顧客満足の高いサービス』

『新しいコンセプト』

『高い成果を上げている人物』

そういった優れたモノ(人)をどんどん真似していって、模倣したモノ(人)と同じレベルに到達した後、あるいは模倣を超えた時、その時点からオリジナルティを発揮しても遅くないのでないか、と思う。

下段者には、上段者の力が分からない

田坂さんがおっしゃるには、

書籍やセミナーを通して机上の知識だけを身につけた人には、

職業的な経験を通して、

本物の知恵を身につけたプロフェッショナルの「力量」が分からない。

逆に真のプロフェッショナルからは、

机上の知識だけの人の「力量」が透けてみえる、とおっしゃっています。

これはとても恐ろしいことですよね。

たくさん本を読んで、知識を得た気になっていても、

それに基づく経験がプラスされない限り、

本物の力にはなりえない。

真のプロフェッショナルからすると、

上っ面だけの実力が見え見えだということです。

まさに自分のことを指摘されているように感じ、

襟を正す思いがいたしました。

ただ、だからといって

「決して書物から知識を学んではならない」ということではなく、

「知識を身につけて、知恵を身につけたと勘違いしてはいけない」と

田坂さんは主張しておられました。

たくさん本を読むだけで満足せずに、

本から得られたエッセンスをほんの少しだけでも

日々の生活、仕事、人間関係などで実行していくことが

大切になるのではないかと思いました。

レバレッジ・シンキング

レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術

レバレッジシリーズ第3弾。

成果をだすためにレバレッジを掛ける。

時間、労力、知識、人脈の4分野に。

労力のレバレッジは、

仕組み化、チェックリスト、

逆算思考、数値化、二毛作。

時間のレバレッジは、

時間割、時間のルーチン化、

自己投資の天引き、制限時間。

知識のレバレッジは

読書法、モデリング、レバレッジミーティング。

人脈のレバレッジは

パーソナルブランディング、パワフル・コネクション、

アドバイザー選び、マスターマインド。

◆ Favorite sentence ◆

  • マニュアルは最短ルートを通るためのツール
  • 良い行動を無意識かするのがカギ
  • 小さな習慣から大きな習慣をつくる
  • 習慣がとぎれたときも小さな習慣から立て直す
  • 少し面倒くさい問題を片付けて、脳の体力をつける
  • 仕事を終わらせて本を読もうと思うと、読書の時間は仕事に奪われる
  • 脳の基本回転数を上げるには、時間の制約が必ず必要
  • 睡眠時間は90分の倍数
  • 年末に経済予測本を20冊以上読んで来年を予測する。
  • 誰を知っているかではなく、誰に知られているか
  • 貢献の借り入れが多くならないように注意せよ
  • 人脈ができたら、その人たち同士を繋げていくことでパワフルなコネクションに
  • 会ったその場で相手のことをしっている状況をつくるのが主催者の仕事

クセづけ

「本物」になるクセづけ

だいぶ前に読んだ本。ずいぶんラインを引く箇所が違う。数ヶ月前の自分と考えていることが違う証拠。新しい「気づき」を発見すると嬉しくなる。

自分の良心に従って行動する。そのためには常に自分の良心と絶えず会話をする。良心に従ってを起こし、その行動を検証し、また会話をする。そうやって良心の精度を高めていくと、自分の使命が見えてくる。

自分の使命ってなんだろう。本当に自分にしかできないことがあるのだろうか。そんなことを改めて考えさせられた。

人生は自分の使命を探す旅なんだろうな。

  • 一流になるために、まず一流の振る舞いをする
  • 人の見送り方から、その人の将来が分かる
  • 「後で」と思ったことは、「できない」ことだ
  • いつ倒れたり死んだりしても恥ずかしくないようにしておく
  • 「ギブ・アンド・ギブ」の精神
  • 「こだわり」があるということは、何かに「とらわれている」ということ
  • 勉強を楽しむのではない。楽しいことを勉強するのだ
  • 「どうすべき」ではない。「どうなったらいいか」