一緒に働くひとの条件

一緒に働くひとたちを選ぶって言うとおこがましく聞こえるけれど、こんなひとたちと働きたいなぁというイメージをもっておくことは大事だと思う。

今日、ぼくが考えたイメージは2つ。

1つは、自分たちと雰囲気が似ているということ。性格や考え方が似ているというわけじゃなくて、ちょっとほんわかとした遊び心のある雰囲気を、肌感覚で分かりあえる人がいい。

もう1つは、ワクワクして働けるか。目立ってやろうとか、成功してやろうとか、稼いでやろうといった恣意的な思いではなくて、ワクワクした思いが行動の源泉になっているひとが好きです。そして、そのワクワクした思いは大それたものじゃなくていいんだと思う。ちょっとしたことでいい。

読了『日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方』

日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方
山本 敏行
ソフトバンククリエイティブ
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著者であり、EC studio代表の山本敏行さん(@ec_yamamoto)が自ら「ITが苦手」とおっしゃっているように、ギーグなひとたちではない普通のひとたちが、あーだこーだ失敗を重ねてうまいこといったアイデアだけを、これでもか!というぐらいたくさん披露されています。

一例を挙げると、

  • iPhoneを全社員に配ったり(データ定額まで会社負担!)、
  • 社内に電話をおかなかったり、
  • プレステをつかって社会会議システムをつくったり、
  • 140km以上の実家に帰る場合、年2回まで交通費を支給したり、
  • 長期休暇制度をつくったり、

と、まー、他所さんの会社がおめにかかれないものばかり。

確かに、面白くてユニークなアイデアばっかりなんですが、ぼくが本書で一番重要だと思ったのは、

重要なのは制度を導入するプロセス

どんなにいいアイデアであっても、上から押し付けるように導入すると効果は半減しちゃう。逆に、みんなでわいわいやりながら作り上げたアイデアは、カタチがちぐはぐしていてもうまいこといくんでしょうね。

この本のアイデアをぱくるんじゃなくて、会社のみんなが楽しく働けるように、いつも考えて試行錯誤しつづけることが大切なんや、ということを教えてくれてるんかなと思いました。

じぶんのあたりまえをアップデートできる本『あたらしいあたりまえ。 – 松浦弥太郎』

あたらしいあたりまえ。
松浦 弥太郎
PHP研究所
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じぶんにとっての、仕事や生活の、あたりまえを、
ちょっとええかんじにアップデートしてくれますよ。

「月曜日までに、書類を出す」
こう約束したとき、月曜日の夕方ぎりぎりに、
間に合わせの書類をなんとか出したのでは、約束を守ったうちには入りません。

耳が痛い。
待っている相手のことを考えて、余裕をもって出す。
しかも相手が想像している以上のことをやる。
口にするのは簡単ですが、実行してなんぼのこと。
今のうちに身につけたいあたりまえ。

一人であることの大切さを感じ、守りたいと思っているから、
僕は「必要以上に人と会わない」と決めているのです。

これは、東京に来てから、特に、意識しています。

素敵なものを買わないように。
高級品に手を出さないように。
ごく平凡な品を使い、シンプルで普通の手紙を書くことが、
大切なマナーだと考えているからです。

手紙を受け取る相手の負担まで考える。
そんな考え方してなかったなぁ、と感心していたら、
嫁さん曰く「男性っぽい考え方」と一言。
相手によりけりでしょうか。

雨の日には、花を買います。

いいですね。きどらずに。

だめになったとき、
潔く手放すのもおしゃれのひとつです。

もう何年も使っている服や靴がたくさんあるので、
こういう考え方も、取り入れていくと、
ちょうどいいのかもしれない。

もし、それが果たされなくても、誰も傷つかないし、
何も起きないし、あとくされもないような小さな約束。
そんな小さな約束を守ることこそ、日常のなかでコツコツと、
信頼というお城を築く方法です。

ぼくの周りのひとには、こういう小さな約束を守るひとが多い気がします。
たぶん、小さな約束をまもるために、一番大事なことは、
守れないような約束は、いっさい、しないことでしょうね。

みんなそれぞれ、その人なりの”代表作”があって然るべきなのに、
かしこくて器用な人ほど、どうにもそれが見当たらなかったりします。

ぐさっとくる言葉。自分にとって代表作はなんだろうか。
これからどんな代表作を育てていきたいのか。考えさせられます。

天才たちと仕事をするということが、どういうことか教えてくれる『仕事道楽』

仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書)
鈴木 敏夫
岩波書店
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スタジオジブリの宮崎さん、高畑さんと一緒に仕事をしている、
鈴木敏夫プロデューサーが書いた本です。
天才の二人とどうやって接して、どうやって仕事をしているのか、
いや、もっと言うと、どうやって丁丁発止でやりあっているのか、
その凄まじさが端々から伝わってきました。

高畑・宮崎の二人との出会いは強烈でした。
当然ながら、もっと付き合いたいと思う。
そのためには、なんとしても彼らと教養を共有したいと思ったのです。

教養を共有したいっていう考え、なんかいい。
なんでだろうなぁ。そこに甘っちょろいぬるい関係じゃない、
真剣な付き合いがあることに魅力を感じるのかな。

宮さんに「鈴木さん、これ読んだ?」と聞かれて、
「いや、それは読んでない」といったら、
いきなり「無知ですね」。

強烈。容赦なし。
そんなことをズバッと言ってくれるひとが、周りにいるか。

わかりもしないのに、わかったように相槌を打つ人。
これはぼくは弱さだと思います。

ぼくも、恥をかいても、わからんことは、
できるだけその場で訊くようにしています。
案外、周りの人も、分かってなかったりすること多いですしね。

「断りなく」、そのイヤホンを自分の耳にかけて音楽を聴く。
そして「これ、何がいいの?」。
(略)それを毎日のようにやっているなかで、
なんとなく「アッ、いま、みんなはこういうものが好きなのか」という情報として、
身についていくことにつながっているんじゃないでしょうか。

某シンプルさんも似たようなことやってましたねw
自分の嗜好フィルターをかましちゃうと、どうしても世の中とのずれが大きくなっていくから、
こういう心がけって、何歳になっても必要なんだろうなぁ。

カネの話よりも、西原さんの仕事に対する姿勢のほうが参考なることが多かった。『この世でいちばん大事なカネの話』

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)
西原 理恵子
理論社
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本のタイトルに「カネの話」って付いてるけど、
それよりも、西原さんが予備校で絵が一番下手やったところから、
どうやって仕事でメシを食えるようになっていったか、
そのあたりの話が、一番面白かったです。

「この東京で、絵を描いて食べていくこと」。
だとしたら肝心なのは、トップと自分の順位をくらべて卑屈になることじゃない。
最下位なわたしの絵でも、使ってくれるところを探さなくっちゃ。
最下位の人間には、最下位の戦い方がある!

そうそうそう。戦い方がある。サバイバルできる戦場を探す。
自分なりのブルーオーシャンってやつですね。

何でも仕事をはじめたら「どうしてもこれじゃなきゃ」って粘るだけじゃなくて、
人がみつけてくれた自分の「良さ」を信じて、その波に乗ってみたらいい。
わたしの場合も、人から「あれ描いて」「これ描いて」って注文されて、
断らずにやっているうちに
「このあいだのアレ、おもしろかったよ」「こういうのまたやりましょう」って、
ウケるほうに、食べていけるほうに、仕事が寄っていった。
そうなると、ひとつの仕事が次の仕事を呼んで、仕事の道ができていく。

自分よりも、他人のほうが、自分の良さを分かってるもん。
今年は挑戦がキーワードの一つだし、初体験の仕事を食わず嫌いせずに、
どんどん取り込んでいこう。

読了『スローワーク、はじめました。』

スローワーク、はじめました。
谷田 俊太郎 宮沢 豪
主婦と生活社
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私はもともとアパレルの本物じゃないという意識があるので、
それなら本物じゃない人のやり方をしようと思ったんです。
お店だからって、お店っぽく必要もないなって。
(古着店「クローカ・クローゼット」折居多恵)

自分も同じ。ウェブデザインをするとき、
本物じゃない、プロじゃないという意識がずっとある。
独学ですべて身につけてきたから。
それなら、無理して本物っぽいことを目指すんじゃなくて、
素人のまま、仕事の質をあげていけたら理想なのかもしれない。

あと、夫婦って大事だなと思いました。
この人(奥さん)は前に芸能プロダクションでマネジャーをしていたので、
交渉や売り込みが得意なんですよ。
僕はそういうことが全然できないので、
二人で得手不得手をうまく分けたからできたんだと思います。
(略)夫婦って最小限の企業みたいなものだと思います。
(インディーズTシャツ専門ショップ「No More Tears」みやじまのり)

うちもそうかもしれない。
いま、夫婦で仕事してるわけじゃないけれど、
将来そういうことになっても、いい感じに、分業できそうな気はする。

自分をさらけだせない人はダメですって。
そういう時代じゃないかと思うんですよね。
さらけだすのは怖い。否定されたら終わりでるから。
でも、一つ否定されても、それは勉強になるし、絶対に次はあります。
(インディーズTシャツ専門ショップ「No More Tears」みやじまのり)

ブログでも、もっと自分をさらけだす。
ええカッコばかり言わない。短所もネタにして笑い飛ばす。

ただ、ブログ上では否定的なことを言わない、という自分ルールがあるので、
それと、自分をさらけだすっていうのは、両立できるんだろか。
境界線的には危うさを感じる。

日本語ブログ圏にネガティブなことばを発信せずに、
自分をどこまでさらけだせるか。
弱っちいじぶんも、かっこ悪いじぶんも、だせるか。
ちょっと挑戦ですな。

読了『やらなくてもいい、できなくてもいい。 – 四角大輔 』

やらなくてもいい、できなくてもいい。
四角 大輔
サンマーク出版
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ちょうど、いい時期に、この本と出会えた。

なんでかというと、
最近、仕事でウェブサイトのデザインを考えているとき、
自信がなくなっていたから。

でも、この本を読んで、
大輔さんのように、どでかい仕事をしているひとも、
やっていることはそんな変わらないんだ、と思えたことは、
じぶんにとって収穫だった。

もうひとつ、ぼくの勇気になったことがある。

それは、
『普通のセンスの持ち主がつくるものこそ、多くのひとの心に届く』
ってことに気づけたこと。

これまで、他人の、センスばりばりな仕事や作品をみて、
その世界とは、程遠いところに位置する自分に対して、
激しく劣等感をおぼえることがよくあったけれど、
ちがうな、と。

庶民感覚がある自分にこそ、やれることある、
闘える領域がある、と思えた。

人だけじゃなくて、本との出会いにも、
タイミングってあるんやね。

外部から得た「ハッとするもの」を蓄積しておくことで、
どんどん自分の中に、モノをつくるためのデータベースが
できていくのです。

本当の意味でプロとアマチュアを分けるのは、
お金を稼いでいるかどうかではなく、
「受け手の心を忘れていないかどうか」だと思うのです。

理想の働き方って?

ウマーな豆乳鍋

昨日は京大で、町屋スタジオで、
働き方について話をきいたり、しゃべったりしてきました。

起業してるひと、就活してるひと、仕事してないひと、
人事コンサルしてるひと、料理をつくるひと、プログラマーなひと、
いろんな人間が、そこにはいました。

これって普通だよなー、と思う一方で、
社会的には、就職して会社で仕事をすることが当然だという、
考え方があるとかないとか。

ぼくの理想の働き方は、
ある時は会社にいったり、ある時は仕事つくったり、
ぷいっと旅に出たり、育児パパになったり、ぼーっと何もしなかったり、
そんなことを手軽に選べること。

ギャップイヤーも、日本で、もっともっと、
普及すれば面白いことになりそう。

たぶん、ずーっと、この先、自分の働き方について、
人生のステージごとに自問することになるんだろうけれど、
自分だけは裏切らないようにしたい。

やっと芽がでてきた。

Seedlings in peet pots
Attribution-NonCommercial-ShareAlike License by Jackal of all trades
最近、やっと芽がでてきました。
1年間ぐらい、試行錯誤してきたピースが、
カチカチッとはまりだした感覚。

一番根っこにある思いを共有して、
ぶれがなかったからこそ、いまがあるんだろうな。

今日、あるひとが、
「大きくなっていけば、最初やりたかったことからずれてくるからね」
と語っていたことを、ずっと覚えておきたい。

これから、もっともっと楽しくなっていきそうです。

Sunshine at -10m
Attribution License by tata_aka_T

最近、なんだか調子が上向きです。底を抜けました。
きっかけは、悪い状態を言葉にだしたこと。
状態を言葉にあらわすことで、
自分自身を客観的にみつめることができ、
ずるずる転げ落ちるのをストップできたんだと思います。

独立してからというもの、
理由もなく、心がガクッとまいる時期が一年に1回ぐらいあって、
最初のうちはダメージが尾をひいたけれど、
それも経験するうちに、
あんまりバタバタせずに様子をみていれば、
ああ、割と大丈夫なんだ、って、
身をもって学んできたように思います。

唯一、気兼ねすることなく、
弱みをみせることができる妻の存在も大きいです。

ぼくは、友人にはそういうのをみせられません。
というか、みせたくないんです。
特に、おたがい切磋琢磨している仲なら、なおさら。
なんか弱っちいやつだ、と思われたくないんでしょうね。

男友達の間には、弱音は言いっこなしだぜ、という、
暗黙の了解があるような気がします。
思いこんでいるだけかもしれないですが。

3人で仕事をしているなら読んで損はない『小さなチーム、大きな仕事』 @37signals

Jason Fried SXSWi 2008 37 Signals
Attribution License by deneyterrio

小さいチームでも大きな仕事ができる、
そうじゃないんです。
小さいチームだからこそ、大きな仕事ができるんです。

この2つは、似ているようで、
とっても大きな違いがあるように感じました。

たった3人でも、世界を相手にして、
ちゃんと儲ける仕事ができるんだよ、と、
みんなにエールを送ってくれる本です。

小さな企業はもっと大きければと願っているのに、
大企業は身軽で柔軟であることを夢見ていることに
気がついているだろうか?

大きな仕事をするには、他と違ったことをしているという感覚が必要だ。
世界にささやかに貢献している、という感覚だ。

競争相手を打ち負かすには、なにごとも
相手よりも「少なく」しかないのだ。

かっこよさはすり減っていく。役に立つかどうかはすり減ることがない。

人々を舞台裏に導くと新しい関係が生まれる。

文化とは行動であり、言葉ではない。

小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)
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『がんばること』ってなんだろう。

working environment revisited
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『がんばること – 横浜逍遙亭』を読んで、
ぼくにとっての、『がんばること』の意味や目的なんかを、
考えてみました。

まずひとつは、自己満足のため。
じぶんが思う、こんなことしたいなー、
あんなふうになりたいなー、を実現するために、
『がんばろう』とおもいます。
まぁ、そんなに気負いもないですし、
いやいや感も感じていないので、
もしかしたら『がんばって』ないのかもしれませんが。

もうひとつは、物質的な豊かさのため。
中山さん(id:taknakayama)は、さきほどのエントリーで、

がんばることで給料が上がったり、物質生活が豊かになるとは限らない。いえ、彼や彼女に明らかに人とは異なる能力や才能がない限りは、がんばたって、そんなに結果は変わらないというのが多くの人々にとって現実です。

と、書かれていますが、
ぼくは、ちょっと別の意見をもっています。

いまの時代も、『がんばったら』、『がんばった』ぶんだけ、
ちゃんと物質的な豊かさが手に入るんだけど、
その『がんばる』方程式みたいなもんが、
昔とは変わってきてるだけだと、感じてます。

今までどおりの『がんばる』方向じゃだめだけど、
もうちょっと別の方向に『がんばってみれば』、
おもしろい結果が得られるかもしれないなー、と、
期待をこめて、そう思います。

ただの願望かもしれないですけど、
こういう自分勝手な心のよりどころも、
『がんばる』ためには必要ですよね。

あそびをひとつ

いまの仕事のキーワードは、
「ひとつの仕事にあそびをひとつ」

ぼくは仕事がたまってくると、
イライラしてしまうタイプです。
だから、できるだけはやく仕事をこなして、
スッキリした状態になろうとする習性があるようです。

でも、はやく仕事をこなすってことは、
スピードを重視しているわけで、
こころの余裕がないんですよね。
まるで短距離走。

早いのにこしたことはないんでしょうが、
そういうこころの余裕のなさは、
やっぱり伝わっちゃうと思うんです。

いまよりも、もっと良い仕事をするには、
遊び心が必要なんじゃないかなー、と、
ひとり反省している最近です。

カルテポストを作った理由

今、僕はカルテポストというウェブサイトを開発しています。病気に関する体験談を『お題』単位でシェアできるコミュニティです。サービスを開始して1ヶ月あまり経ちましたが、少しずつユーザーさんも増えてきて手ごたえを実感する日々を送っています。

今回は、なぜカルテポストを作ろうと思ったのか話してみようと思います(※あくまでも僕の個人的な思いで、僕以外にカルテポストに携わっている人達は違う動機で参加されているでしょう)。

僕には別に始めから崇高な信念があったわけではありませんでした。「世の中の病気で困っている人々を助けてあげよう!」とか「日本の医療問題を解決したい!!」なんてことを思って、カルテポストを作ったのではありません。ただ単純に、僕の大切な家族や友人が病気になった時に力になってくれそうなサービスがなかった。だったら自分で作ってみようと思った。それだけなんです。本当に個人主義的な考え方ですよね。そんなことでみんなに支持されるようなサービスを作れるのか、と怒られちゃいそうです。

けれども、少なくとも自分の家族には胸を張って見せられるサービスを提供できれば、自分たち以外の人たちにも少しずつ受け入れられるんじゃないかなぁ、と淡い期待を持っています。カルテポストがこれからどれだけ広がっていくか分かりませんが、ワクワクした思いを大切にしながら、開発に携わっていこうと思っています。

柳井正が語る「一勝九敗」の真意

柳井正 今夜も登場!世界一を目指せ!ユニクロの新戦略

ご本人の著書のタイトルにもなっている「一勝九敗」。その真意は、一勝するために九敗してもいいということではない。一勝するために九敗してもいいのではなく、九敗ぐらい負け越すのが当然なのだ、ということである。

新しいことをやっていたら、もう失敗して当然ですよね。一勝九敗でもいいぐらいですよ。でも連戦連勝なら、自分たちが新しいことをやっていないっていうことと、本当に失敗した原因を分析していないってことなんですよ。

(柳井正)

だからと言って、ただ何も考えずに負けるのでいけない。

早く失敗して、早く考えて、早く修正する。

(柳井正)

僕も仕事で新しいことに挑戦し失敗することはあるけれど、どんどん負けないとダメなんだ!というぐらいの挑戦的な姿勢はなかったことに気がついた。どうしても成功体験にばかり目を向けていた。成功ってそれぐらい眩しくて甘くて魅力的な体験。

2009年は柳井さんを見習っってがんがん負け越そう。

人生は勉強より「世渡り力」だ!

人生は勉強より「世渡り力」だ! (青春新書インテリジェンス)

本書のポイント

  • 「三方一両得」
  • 接待に金を惜しむな。釣果は二の次
  • 人付き合いをやめるってことは情報が途切れるってこと
  • 大法螺は相手に渡した約束手形
  • 頑張ったら、評価してもらう為に何だってやれ

タスク

  • 人が寄ってきやすいスキを作る(人が寄ってきにくい雰囲気を消す)
  • 人から何か貰ったら倍返し(等価あたりで返すようなケチ臭い根性をやめる)
  • 何かをしてもらったら4回お礼を言う(今まで2回程しか言ってなかった。反省)

面白いアイデア

  • 社員の誰かが休んだら、豪勢な昼飯を食う
  • 大企業と連名で特許をとる

ファクトベースで意思決定を行う

最近、仕事でビジネスパートナーと意思決定の衝突が起こったときに、常にデータベースで結論を下すことに違和感を抱いていた。

確かに「I like~」の感情ベースで意思決定を強引に進めるよりはいい。特に少人数でビジネスを起業している場合、皆のパワーは拮抗していることが多い。なにせビ ジネスパートナーである。パワーは互角。すると、パワーが互角な分だけ誰かが感情ベースの意思決定を強引に進めると、周りの感情的な反発が強くなり、みん なに大きなしこりを残してしまうことになるからだ。

別のパートナーと仕事をしていた去年を振り返ると、僕と相方の関係がこじれた原因はまさに感情ベースで意思決定を進めたことにあった。

その反省を踏まえて、今のパートナーとは常に意思決定を行う場合、常にデータで検証するようにしている。だけど、新しい提案を持っていくたびに、 「う~ん、どうだろう。個人的には納得しかねるけど、データを取ってから是非を決めてみようか」といったやり取りをしていると、なんだか気持ちが悪い。 データが全てなのか。これが最善の意思決定なのか。お互いがもっとwin-winだと感じられるような意思決定ができないのだろうか。

そんなことに悩んでいた時に、勇気付けられたのが次の言葉たち。

政治的になるな、データを使え。 ― マリッサ・メイヤー
(梅田望夫著『ウェブ時代5つの定理』104頁)

ファクト・ベースの意思決定がいちばんだ。その素晴らしいところは階層構造をくつがしてしまうことだ。ファクト・ベースの意思決定であれば、いちばん若い下っ端の人間が、いちばん上の者を議論で打ち負かしてしまうことができる。 ― ジェフ・ベゾス
(同書105-106頁)

私たちが成功してきた理由は、嵐のような環境変化の中でも、ただひたすらに顧客にフォーカスしようとしてきたからだ。 ― ジェフ・ベゾス
(同書107頁)

データじゃなくてファクト。事実なのだ。事実に基づいた意思決定こそが顧客にフォーカスすることなんだと改めて気づかされた。

たとえ議論を重ねて「We like~」と感じられる意思決定を行ったとしても、それが必ず顧客のハッピーに繋がることを意味しているわけではない。そうやってユーザーと乖離してい ることに気付かずに滅んでいった製品、サービスは数知れず。危うく同じ道を辿りそうだった。ありがとう、マリッサ&ジェフ、そして梅田さん。

ジェームスの愛と人生についてのセミナー in 京都会館

京都会館で開催されていたジェームス・スキナーのセミナーに参加。相変わらずエネルギッシュで楽しかった。神奈川の時と同じ登場の仕方で笑ってしまった。面白かったで感想が終わらないようにアウトプット。※内容はセミナーで話されていたことというよりも、僕の連想が主です。

  • 氣が付かないから惨事が起こる⇒今のビジネスで氣が付いてない点がないか?⇒見過ごしているネガティブなデータがないか検証するべし
  • 人は平等に生まれてくるけど、その後は平等じゃないよ!トライアスロンを見てみろ!
  • 自分のビジネスに「アイスクリームのダブル」がないだろうか?
  • 神田さんがCEOだったらもっと成長できないだろうか?どんな戦略を立てるだろうか?
  • ビジュアライズ⇒マインドマップ+宝地図=年始ごとに作り直す
  • 男性客にお殿様気分を味あわせるサービス(ライティングも応用できるか?)
  • 女性への接し方=仕事への接し方
  • 願望の理由を明確にしたら、違う願望でもいいかもしれない
  • ビジネスプランはまず周りに話す⇒周りに話せる人をもっと作る

こんなに面白い発想をゲットできるなんて、やれやれまったく安い投資である。

生家の性質

一緒に仕事をしているパートナーを見ていると特に思うんだけど、やっぱり商家の生まれだと、商売に対する天性の勘というようなものがある。傍目で見ていると『儲ける』ということに対して嗅覚が働くような気がする。それはサラリーマン家庭で育った人にはない独特な資質だ。

僕の父親はサラリーマンというようりも、どちらかと言えば職人気質な印刷工だった。子供のころを思い出してみると、時折難しい印刷をやり遂げられることを誇りに語っていたことがあったので、自然と僕にもそういった職人気質みたいなものが受け継がれているのかもしれない。

何が言いたいかというと、商売の勘がない人は商売をするな。商売をしたいのであれば、商売の勘があるパートナーと組め。見つからないのなら商売の勘がない人でもできるビジネスを探せ。でなきゃ作れ。自戒以上。

本田健さんの講演会 in 神戸国際会館(似顔絵付き)

神戸国際会館で開催されていた本田健さんの講演会へ行ってきた。本田健さんは、僕の人生の転機となった本の著者であり、心の中のメンターのお一人。

講演の内容で心に残ったことをメモ。

普通の人は、

  1. 好きなことを見つける
  2. 好きなことを勉強する
  3. 好きなことで収入を得る

そうじゃなくて・・3つをごっちゃにしてやる。

好きなことを見つけつつ、勉強しつつ、ちょっとお金を貰って、さらに勉強して、そして本当に好きなことを見つけていく。スパイラルなような感じだったのだ。仕事が一人前になってからお金をもらうものだと思い込んでいたので、目から鱗だった。有難うございました。

(下の絵はセミナー中に描いたものです。結構似ていると思う笑)
本田健さんの似顔絵