読了『iPadがやってきたから、もう一度ウェブの話をしよう』

梅田望夫さん(@mochioumeda)の新著、
iPadがやってきたから、もう一度ウェブの話をしよう』が発売されたので、
さっそく買って読んだ。

本書で、一番、つぎの言葉がぼくに響いた。

そして何より大切なのは、「生活」を人生の目標にしないこと。
フロンティアへの挑戦や冒険、研究や創造、
知的興奮の追求、パブリックな精神に基づいた活動、
グローバルな難題の解決・・・・、没頭する対象は何でもいい。
でも、おいしいものを食べるとか、便利で快適で安全な暮らしとか、
そういった「生活」レベルのことではなく、
それよりも上位の価値を追い求めること。
それが、先進国の恵まれた環境に育って
よい教育を受けている君たちの責任だ。
via 梅田望夫

そう、「生活」じゃない。「冒険」。

もともと安定志向が強いタイプだったので、
油断すると、comfortableな環境を求めてしまう。

もうすぐ生活環境を変えるつもりだったので、
なんだか、勝手に背中をおされた気分になった。

この言葉に出会っただけで、
読んで良かった。

ネットが不思議な縁を紡いでいく

今日、初めてネットでご縁を持った方々と顔を合わせる。単なる飲み会だけど楽しみだなぁ。思えば、不思議な縁が重なって僕はここにいるんだなぁと思う。

縁の始まりは『フューチャリスト宣言』を読んだ時だ。茂木さんが語る『ネットの偶有性』という言葉に魅了され、ブログを始めた。しばらくは何も起きない日々が続いた。当時このブログを見てくれている人はほとんど身内だけだった。アクセス数は0~3ぐらいだったと思う(笑 読み終えた本の感想をアウトプットすることで得られるものはあったが、義務感だけでブログを書いているような時期だった。正直に言って、ブログを更新することはそれほど楽しい行為じゃなかった。

次に転機が訪れたのは『ウェブ時代をゆく』を読み『志向性』という言葉を知った時だった。ネットを通して自分と似たような志向性をもった人達と緩やかな繋がりをつくる、そんな試みが紹介されていた。またまた僕は魅了された。そして、自分と同じようにこの本に興奮し、志向性を繋げたいと思っている人がどこかにいないか探してみようと思った。梅田望夫さんのはてなブックマークのキーワードを通して、この本に関する書評にがんがん目を通していった。そうして出会ったのが比嘉さんのブログだった。

彼のブログはエキサイティングだった!裏シリコンバレーツアーやシュンポシオン横浜、自らの志向性を頼りに世界を広げていく様子に驚き、ただただ刺激をもらった。彼のブログの周辺には魅力のある方がたくさん繋がっていた。まさしく『志向性の島』を体現していると思った。

それから彼のブログを定点にして、志向性が似ている方のブログを少しずつはてなRSSに登録し始めた。他の方のブログを定期的に読むようになり、面白いと思った記事にはてなスターを付けたり、感想を書き込んでみたりした。自分なりに志向性の電波(サイン)を発し始めた。

しばらくすると、こんな稚拙な僕のブログにも足を運んでくれて、☆まで付けてくれる方が現れた始めた。今まで感じたことのない新鮮な喜びを覚えるとともに、やっとブログの醍醐味を味わうことができたんだなと思った。

そんなこんなで今日僕は単なる飲み会@京都に参加することになった。伊藤さんと二人で錦市場で会うことにもなった。不思議な縁をつむいでくれた数々のブログ達、梅田さんの書籍、はてなのサービスにとても感謝しているのだ。ありがとー!楽しんできます☆

梅田望夫×岩田聡×糸井重里

ほぼ日刊イトイ新聞に「梅田望夫×岩田聡×糸井重里」の対談がアップ中。

『適切な大きさの問題さえ生まれれば。』

現在、4ページ分見れるようです。

過去の「岩田聡×糸井重里」の対談
http://www.1101.com/president/iwata-index.html(2005年3月1日~)
http://www.1101.com/iwata/(2007年8月31日~)

大組織で成功できる資質

経営コンサルタントとして大企業で働く人達を観察し続けてきた梅田望夫さん曰く、大企業で成功できる人間の資質とは、

  • 自分の時間を他人にコントロールされることを楽しめる
  • 与えられた課題に情熱を注げる
  • 一緒に働く人の好き嫌いが少ない
  • ルールを与えられれば、すぐに理解し、その世界に邁進できる
  • チームプレイヤーに魅力を感じる
  • 巨大なものに貢献することに達成感がある
  • 組織への使命感が、この志向性よりも強い
  • (梅田望夫著『ウェブ時代をゆく』093頁)

僕が独立しようと思った動機の一つも、自分の時間の使い方を他人にコントロールされることの嫌悪感からだった。いや、もっと強く正確に表現するなら、自分の人生の決定権を他人に握られていることへの嫌悪感だった。

僕は人生で必ず守り通そうと思っている信条を持っているんだけど、ある時、会社の上司からそれを破ることを強要された。もちろんその行為が悪意ではなく善意からでなされていることは、その当時だって理解できた。

だけど、その時に心の中で強く思ってしまった。なぜ大切な信条を破るという重い決断を他人に強要されなくちゃいけないんだろう。破るなら破るで自分で決意して破りたい、と。

そして、こんなことに強い嫌悪感を抱いてしまう僕は特殊な部類で、こんなタイプの人間はきっと企業では永く生きていけないんだろうと思わずにはいられなかった。

共有ブログで知の相乗を行う

知的活動のテーマごとさまざまなプライベート空間を「あちら側」に作っている(いま活発なのは15個ほど)(梅田望夫著 『ウェブ時代をゆく』 156頁)

にインスパイアされて、僕も共有ブログを2つ立ち上げた。

一つは仕事のパートナーとのブログ。仕事に関して共有しておきたい記事を貼り付けたり、プロジェクトの進行具合をメモしたりしている。もう一つはプライベート用のブログ。将来行きたい飲食店やホテル、場所などを画像とともに軽くコメントを入れて投稿している。両ブログとともに完全に非公開にしているので、著作権を気にせず文章や画像をペーストしている。

使用しているブログはグーグル提供のblogger。はてなブログも検討したけれど、メリット・デメリットを勘定した結果、bloggerにした。

bloggerのメリット

  • 無料
  • ユーザーを追加するのが楽(googleのアカウントを持っている人が多いから)

bloggerのデメリット

  • 非公開設定にすると『最近のコメント』を表示することができない⇒議論が活発化しにくい
  • 非公開設定にすると検索エンジンでサイト内検索をすることができない⇒過去ログを探しにくい

はてなグループのメリット

  • 日記機能だけではなく、掲示板やグループで使用できるwikiなど多機能

はてなグループのデメリット

  • 有料(シェアすれば一人数百円程度だが決済はどうする?)
  • 周りにはてなIDを持っている人が少ない

機能だけを考えるとはてなグループだけど、今のところbloggerで様子を見ることにする。固定費はできるだけ少ないほうがいいよね。

そうそう、梅田さんもさらっと言及していたけれど、共有ブログの運営を成功させるには必ずルールを作る必要がある。『頻繁にアクセスする』というルールである。このルールをメンバーが遵守しなければ、共有ブログは機能せずにお題目になってしまう。僕は過去にあるプロジェクトでルール付けが甘くて失敗した経験があるので、なおさら強調しておきたい。特にプロジェクトに参加するメンバー間のネットリテラシーに差がある場合は、ルール付けは慎重に行いたい。

フューチャリスト宣言

フューチャリスト宣言 (ちくま新書 656)

この本を読んでる最中に

「自分もblogを書かねば」という衝動がこみ上げてきた。

思い立ったら即行動。

本を読み上げる前から、

今パソコンの前に座って初めてのblogを書き上げようとしている。

ネットビジネスをしているせいか、

この世界に新しい”何か”が起ころうとしているのを肌に感じている。

今までの常識では考えられなかったような”何か”。

それは今までとは異なる価値観だったり、経済圏だったり。

そんな新しい”何か”をもっと体感したい!

ネットの偶発性をもっと楽しみたい!

何が生まれるか実際に体験してやろう!

そんな思いから、これからblogを綴っていこうと思う。

折りしも、

ちょうど一年前の今日は、

ネットビジネスの構想がスタートした日。

これもなにかの縁だなぁ。

おもしろい。