読了『生命保険はだれのものか』 『直球勝負の会社』

生命保険はだれのものか―消費者が知るべきこと、業界が正すべきこと
出口 治明
ダイヤモンド社
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随分前に読んだ本ですが・・・生命保険についてそれまで真剣に考えたことがなかった為、随分勉強になりました。特に自分(家族含む)のライフステージごとに必要な保健を見直していく、という考え方には説得力があるように思えました。

本書を参考にして、個人的に必要な死亡保障を考えると・・

結婚がいる場合

パートナーが新生活に切り替える余裕を持たせる為、年収一年分もあればOK。

出産(妊娠)したら

子供がいる場合はパートナーがフルタイムで働きにくいことと子供の教育費が必要なことを想定しておく。

  • 子供一人当たりの教育費用
  • 『残された家族の生活費』=『住居費用(実家に戻る場合は不要』 + 『月々の生活費(現在の8割弱)』 – 『遺族年金等の公的保証』 – 『残された家族の収入』 × 12ヶ月 × 必要年数

この2つを足した金額が『死亡保障』に必要な金額。

子供が成人したら

必要な死亡保障学派その時点での貯蓄によって左右されるが、子供の教育費が不要な分、契約を見直す=減額する。

医療保障について

日本には高額療養費制度があるため医療保障はあんまり必要じゃないかも?と思える一方で、高額療養費制度では細かい条件まで保障されず、どんな病気になった時にも対応可能か?といった不安もあり、現時点では何が自分にとってベストの医療保障か判断できませんでした。

それなりの年齢の人はみんな生命保険に入っているけど本当に必要なのか?必要ならどれぐらいの金額なのか?自分で医療貯金していたらどうなのか?などなどの疑問を昔から抱いていたので、いくつかモヤモヤが解消されてスッキリしました。

ライフネット生命保険、岩瀬さんの講演会@京都

前回の出口社長に続き、今度はライフネット生命保険の副社長である岩瀬さんの講演会(という飲み会)を中西さんが主催してくださったので参加させて頂きました。皆様ありがとうございます。

今回の講演で一番興味深かったのは、最近ライフネットがTV広告を福岡県だけに絞って初めて打ったというお話。これまで社長と副社長お二人の露出と口コミによるマーケティングが主だったのに、なぜTV広告を使ったのか?戦略転換をしたのか?という質問がありました。それに対して

  • 元々TV広告を使わないと決めていたわけではないので、戦略を転換したということではない
  • 広告費は媒体に関わらず収斂されているので、飛びぬけて割安なものはない
  • EMOBILEの千本社長と話をしてマス広告の必要性を感じた
  • greeの田中社長から携帯電話との相性が良いという話を聞いた←実際にTV広告を出したら携帯へのアクセスが増えた

また、なぜ福岡なのか?という質問に対しては

  • 東京の十分の一の費用でTV広告を打てる
  • ITリテラシーが備わっている(都道府県別のネット普及率やアクセスポイントの展開具合を調べたのかな?)
  • マーケット規模が十分ある(福岡の人口は500万人)

Kgotoさんの補足によれば、静岡県も平均的な日本人データが取れるためテストマーケティングには最適だそうです。

少し意外だったのは、広告媒体に関わらずCPA(成果一件あたりの費用)はそれほど変わらないと仰っていたこと。うーん、保険商品と相性の良さそうなニッチメディアならCPAは上がりそうなんだけど、どうなんでしょうか。例えば若い主婦が読みそうな雑誌・WEBとか激安ネットスーパーなどなど。

TVと大差ないのか、もしくはニッチメディアだとCPAが多少上がる代わりに、見込み契約数が少なく生命保険会社として魅力に欠けるとか。何にしても色々考えさせられるお話でした。今度ニッチメディアに関する本を読んでみることにします。

最後に記念撮影をパチリ。近藤さん写真ありがとうございます!

記念撮影

※顔出しNGな方がいればご連絡ください。すぐに編集させて頂きます。

ライフネット生命保険、出口社長の講演@京都

中西さんが主催してくださったライフネット生命保険、出口治明社長の講演会(という飲み会)に出席してきました。ライフネット生命保険とはインターネットだけで生命保険の販売を行っており、シンプルな商品ラインナップと手数料の安さが魅力的な会社です。興味のある方はHPをご覧ください。

京都西陣町家スタジオ

講演会で一番興味を惹かれたのはライフネット生命がオバマ大統領の支持率を調査していたという話。なぜ生命保険会社がオバマ大統領の支持率を調べるかというと、会社の認知度を上げるためだそうです。

ライフネット生命の全国認知度は3%しかなく、認知度を上げることが重要課題。そこで世間の注目度の高いオバマ大統領の支持率を真っ先に調査し、その調査レポートをネット上に掲載することでライフネット生命の名前を知ってもらおうと考えたそうです。

さらに面白いのはこの方法を30歳前後の社員さんが独りで考え実行したことです。社長のところへ直接出向き、調査の為に100万円必要だと訴え、生命保険会社がオバマ大統領の支持率を調べる意図が分からなかった社長に対して「だから社長はマーケティングのことが分かっていないんです」と言ってのけたそうです。ははは、なんて風通しの良い会社。そして社員を信頼して任せてしまう器量の広さ。このエピソードだけでファンになっちゃいました。

実際にこの調査レポートはネットニュースサイトに取り挙げられ(後でソースを探して貼ります)、この方法はあるマーケティングの本で「一番効果的だったネットマーケティングの手法」として紹介されたそうです!(書籍名を確認し忘れたので尋ねてみます)。It’s great!!

この方法はなんでも調査すればいいってもんではなく、自社の顧客が興味をもってくれる対象を選ぶことが重要だと思いました。広告代理店に高額な支払いをするより、費用対効果が良さそうですよね。うーん、良いアイデアを教わりました。

講演していただいた出口社長、場所の提供をしていただいた中西さん、司会進行を務めていただいた後藤さん、その他関係者様ありがとうございました。

京風お弁当出口社長のサイン

追記

帰宅後、「オバマ大統領の支持率 ライフネット生命」でグーグル検索したところ、引用されているニュースサイト・ブログが多数ヒットしました。日本語で43900件。こりゃ知名度アップに相当貢献してますね。改めて驚きました。

追追記

出口社長からメールで書籍名を教えていただきました。「この1冊ですべてわかる 広報・PRの基本」です。

この1冊ですべてわかる 広報・PRの基本
山見 博康
日本実業出版社
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