読了『マインドセット John Naisbitt』

Thinking...
Attribution-NonCommercial-ShareAlike License by colemama

なにかを予測したいとき、
どんな風に考えたらいいのか、
そのアイデアっぽいものが11個も詰まってます。
その中から、ぼくが面白いなぁ、と、
おもったものを紹介してみます。

ゲームのスコアに注目せよ

サメに襲われて亡くなるひとよりも、
ココナッツが直撃して亡くなるひとのほうが多いのに、
サメばかりが話題になりますよね。
話題のインパクト性に目をとらわれずに、
ちゃんと数字をみましょうね、という話。

正しくある必要はない

世の中、いろんなことがどんどん変わっているだから、
正しくしようとすることすら難しいし、
それがほんとに正しいのか誰にも分からない(はず)。
他人がなんと言おうが、
じぶんの信じるところを信じるのが楽だよね、という話、たぶん。

未来はジクソーバズルだ

世の中がたまげる、とんでもない法則なんてものは、
じつは、すでにわかっている事実を、
組み合わせただけにすぎない、という話。
ということは、逆にいうと、
大切なことは、いまわかっている事実に着目すること、
そして、どんな組み合わせができるか考えること、
そんなことが大切なんだと、思いました。

マインドセット ものを考える力
ジョン・ネスビッツ
ダイヤモンド社
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読了『私の知的鍛錬法 竹内均』

JetPens.com Test: Moleskine & Pens
Attribution-NonCommercial-NoDerivs License by Mike Rohde

じぶんの頭を徹底的にみがいて、
その頭ひとつで、世の中と渡り合っているひとには、
やっぱり厳しい哲学みたいなもんがありますね。

本の中で書かれているように、
方法論を学ぶだけで終わったりせず、
きちんと一歩ずつ行動にうつしていこーっと。

楽しい偶然の前には、それに先立つ長い蓄積がなければならないことを知るべきである。

素人には素人でなくてはやれない仕事がある。しかもそれが充分に実行された場合には、玄人をも驚かし、また玄人のためにもなる。

私は人生におけるハプニングを尊び、それを受け入れるのに躊躇しないことにしている。

私の知的鍛錬法―きれっぱしからの発想 (1980年) (Tokuma books)
竹内 均
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読了『思索紀行 立花隆』

立花さんが、旅について語る、
ひとこと、ひとことが、ずっしり響きます。

なんで、こんなにぼくの心に響くのかなぁ、
考えてみたんですが、
それは、おそらく、旅に対する哲学みたいなもんが、
ビシッと一本あって、
かっこいいからなんだと、思いました。

旅は日常性からの脱却そのものだから、その過程で得られたすべての刺激がノベルティの要素を持ち、記憶されると同時に、その人の個性と知情意のシステムにユニークな刻印を刻んでいく。旅で経験するすべてのことがその人をかえていく。その人を作り直していく。旅の前と旅の後では、その人は同じ人ではありえない。

旅は(人生はといってもいいが)結局のところ出会いなのである。出会いは本質的に計算になじまないことなのだから、出会いに期待するなら、予定なんて立てずに成り行きにまかせるのがいちばんである。

自分の肉体を移動させることで、文字通り視点を変えたら、見えるものがちがってくるにちがいないと思ったからである。

旅をしている最中に、その旅について何か記述することを試みる人は、貧しい旅をしている人だと思う。

旅のパターン化は旅の自殺である。

思索紀行 ――ぼくはこんな旅をしてきた
立花 隆
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サイバー道を極める – 『「知の衰退」からいかに脱出するか?』

「知の衰退」からいかに脱出するか?

GOAL

インターネットから仕入れた情報を再編集し、自分の考えを発展させていくにはどうすればいいだろうか。

POINT

大前研一氏はRSSフォードを購読し、毎日500以上の記事を読んでいるそうだ。それを読むだけでは終わらずに木になったところをコピペして自分のメールアドレスとスタッフに転送し、再編集する。それを自分で毎週日曜日に行っている『大前研一ライブ』で活用する。時期が来れば本を出版するときに再利用する。このようにインプットした情報を何度も何度も再加工している。

読書に関してもインプットに掛けた時間の5倍をアウトプットに利用せよ、と主張している。それは決して多読と反対の立場を取っているのではないだろう。大前研一氏が本を少ししか読んでいないとは考えられない。多読をしながらも、それにかけた以上の時間をアウトプットするために投資しているのだろう。

また、情報のインプット⇒アウトプットの方法として『情報棚』を作ることを推奨していた。『情報棚』とは自分が興味を持っているキーワードやテーマのことだ。ネットとリアルに関わらず自分の『情報棚』に関係がありそう情報を仕入れてきたらラベリングしておく。そしてその棚にある程度情報が溜まったら編集しアウトプットする。これを繰り返すことでアウトプットする訓練になり、『情報棚』に関して自分なりの考えを持つことができる。

本書ではインターネットの情報を徹底活用する覚悟、大前研一氏の言うところの『サイバー道』を随所で感じられた。特にインターネットの可能性を批判するのではなく、そこに自らどっぷり浸かってしまって可能性を厳しく追求している姿には梅田望夫氏を彷彿とさせた。

IDEA

情報をラベリングして自分なりの情報棚を作ると言う方法は、ソーシャルブックマーキングとよく似ている気がする。僕ははてなブックマークで興味を持った記事をラベリングしているけれど、ブックマークを付けることで完結していた点を深く反省させられた。本書で推奨されているように週に一度まとまった時間をとって、インプットした記事を再編集しブログでアウトプットするという流れを作ってしまおうかな。

及川卓也さんの講演会 in 龍谷大学

友人の紹介で龍谷大学にて開かれていた及川卓也さんの講演会に出席してきた。

講演会の様子

及川さんは、マイクロソフトでWindowNTやXPの開発に携わり、現在は、グーグルにシニアマネジメントとして勤務している。(詳細は、本人のブログをご覧あれ)

公演のポイントをアウトプットしておく。

  • 知識は検索すれば見つかる⇒クリティカルシンキング(智恵=経験知)が重要になってくる
  • 英語を身につけると、アウトプットにスケールの大きさが出てくる(論文、ブログetc…)
  • 知識を検索して利用するときは、一時情報の確認が必要
  • キャリア形成に必要なことは、『誰にも負けないスキル』『グローバルな視野』『智恵』の3つである

検索エンジンを開発しているグーグルで働いているだけあって、『知識ではなく、智恵が大事』という話には説得力があった。アメリカの学校の中には、試験に検索を導入しているところもあるぐらいで、もう知識の絶対量だけでは差別化は計れない。

今後、ますます検索エンジンの精度がましていき、グーグルが掲げる『全世界の全ての情報を検索できるようにする』が実現していくにつれてその傾向が強くなっていくことは間違いないだろう。

及川さんの話を直接聞いて、自分の智恵を高めていく必要性をさらに痛感した。

※経験知の獲得法については、以下の書籍が参考になると思う。

「経験知」を伝える技術 ディープスマートの本質 (Harvard business school press)

「経験知」を伝える技術

ディープスマートとは、専門知識を学び、経験を積み重ねて習得される経験知のことである。それは、個人レベルにおいても、組織レベルにおいてイノベーションを続けるためには欠かせないことである。

本書では、専門知識(=ディープスマート)に対する常識を見直し、専門知識は何で構成されているのか?どうやって育まれるのか?経験に基づく専門知識も移転できるのか?といった疑問について、豊富なケーススタディを基にして考察している。

マインドマップメモ

deep-smart

ディープスマートを身につけるためには、実践とシュミレーションで経験のレパートリーを増やすことが大切。

アメリカ軍がゲームを使ってシュミレーションをしたりするように、株式投資だってゲーム模擬投資ができる。自分の興味のある分野でシュミレーションができるかどうか発想を広げてみるものいいね。会社で働くことがある意味、シュミレーションかもしれないけれど(笑

今回のマインドマップメモのポイント

  • 実践&シュミレーションで、経験のレパートリーを増やす
  • 指導の下で経験を積ませるのが効果的
  • 脳のレセプターを増やす!

効率が10倍アップする新・知的生産術 – 自分をグーグル化する方法

見開きすぐにあるカラーページには
勝間さんの自転車姿が・・・

自転車にはGPS付の携帯ナビが?!
ペダルを引くときに加速する靴?!!
ハートレートモニター装着で心拍数までも計算?!!

初めてこの本を見開いたとき
「なんだ?!このITサイボーグのような人は!」と、
かなりの衝撃を受けたのを覚えています。
(勝間さんすいません。。。m(--)m)

IT機器の使い込みっぷりといい、
情報のインプットとアウトプットの徹底ぶりといい、
凄みを感じられる本です。

本書で紹介している技術のひとつひとつが
勝間さんがマッキンゼー等で苦労して体得してきたと思われるものなので
説得力が違います。
薄っぺらくない、愚直な努力の感じが本から滲み出てきている、
そんな思いがいたします。

マインドマップメモ
kouritu-ga-10bai

今回のマインドマップメモのポイント

  • 仕入れる情報の質を高める⇒2000円以上の本、有料の雑誌購読、オーディオテープ
  • Give&Give&Give&Give&Give!!
  • 学びをブログに⇒出版を目指す

競争力のある仕入れを行う

昨日は、

成長を続けるために

自分の専門分野を掘り下げる仕入れと、

関係のないジャンルの仕入れに

バランス良く投資することをお話しました。

仕入れを行う上で

もう1点抑えておきたいことがあります。

それは、

価格の高い情報を仕入れることです。

価格が高い書籍やセミナーほど

内容が充実しているという意味ではなく(その傾向はありますが)

『価格が高いほうが仕入れる人が少なくなる』

という事実が重要なのです。

同じ情報を仕入れているライバルが少ないということは、

それだけ『情報に競争力がある』ということです。

相対的に付加価値が高くなるわけです。

一冊1,500円前後の書籍でも

内容が優れている物はたくさんありますが、

他に大勢の人も読んでいるために

それだけでは差をつけることはできません。

何万円もする書籍やCD

時間や場所の都合で参加しにくいセミナー

情報が溢れている社会で生活する我々にとって、

こういった競争力のある仕入れができるかどうかが

大きな差となるのではないでしょうか。

2種類の仕入れを欠かさない

「「伝説の社員」になれ! 成功する5%になる秘密とセオリー」

日々、自分を高め続けるためには、「仕入れ」を欠かさないことが肝心です。仕入れとは、学びを深めてくれる材料のようなもので、大きく分けて2種類あります。自分の専門分野を掘り下げる仕入れと、関係のないジャンルの仕入れ。

仕事と関係のある本を読んだり、資格を勉強したりすることは大変素晴らしいことですがそれだけでは視野は広がりません。たまには、ジャンルの違う本を読んだり、違う業種の人と会ったり、新しい場所へ出かけたりして、視野を広げることが欠かせません。

この2つの仕入れにバランスよくお金と時間を投資することで質の高い学びを得られるのではないでしょうか。今日も、0.1%成長しましょう。

下段者には、上段者の力が分からない

田坂さんがおっしゃるには、

書籍やセミナーを通して机上の知識だけを身につけた人には、

職業的な経験を通して、

本物の知恵を身につけたプロフェッショナルの「力量」が分からない。

逆に真のプロフェッショナルからは、

机上の知識だけの人の「力量」が透けてみえる、とおっしゃっています。

これはとても恐ろしいことですよね。

たくさん本を読んで、知識を得た気になっていても、

それに基づく経験がプラスされない限り、

本物の力にはなりえない。

真のプロフェッショナルからすると、

上っ面だけの実力が見え見えだということです。

まさに自分のことを指摘されているように感じ、

襟を正す思いがいたしました。

ただ、だからといって

「決して書物から知識を学んではならない」ということではなく、

「知識を身につけて、知恵を身につけたと勘違いしてはいけない」と

田坂さんは主張しておられました。

たくさん本を読むだけで満足せずに、

本から得られたエッセンスをほんの少しだけでも

日々の生活、仕事、人間関係などで実行していくことが

大切になるのではないかと思いました。