自分だったら、お客とどんな関係になりたいのか考えてみる。『戦わない経営』

戦わない経営
戦わない経営
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浜口 隆則
かんき出版
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それでも、自分の感覚を信じて、
「お客さんは大切な親友」だって思って、仕事をしていたら、
なぜか、とつぜん、すべてがうまく流れ始めた。
営業も大好きになった。

ぼくは営業が嫌い。
名刺を渡すのも嫌いだし、
形式的な挨拶をかわすのも嫌い。

ほんで、こんな自分(会社)にどんな営業が向いてるんかなー、
といっちょまえに考えたこともあった。
くそ生意気に、ぺこぺこ営業は嫌だなーと思ってみたり、
かといって殿様営業もなんだかなー、という感じだった。

でも、仕事で会う人としゃべるのは好きだし、
初対面の人でも、年齢に関係なく、割と、冗談言えたりしちゃう。
相手が有名なお医者さんでも関係ない。
ここまでなら飛び込んでもいいだろうなー、という勘所が分かる(気がしている)。

ほんで、この本で、この言葉に出会って、
すとんと腑に落ちた。

なるほどね。
友達だと思って、仕事するのは自分にとって、すごい自然なことだ。
勝手に応援したくなっちゃうし、気持ちもいい。
一回こっきりの関係じゃないのもいい。

でも、なぁなぁな関係、にならないように、
緊張感は切らしちゃいけないんだろう。

ああ、でも、読んでよかった。すっきりした。

読了『一倉定の経営心得』

一倉定の経営心得
一倉定の経営心得
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一倉 定
日本経営合理化協会出版局
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社長とは、「経済に関する危険を伴う意思決定をする人」である。

「危険がない」と感じた事業こそ、失敗の危険が大きい。

社長の決定で最も難しいのは、「捨て去る」という決定である。

仕事をしていると新しい事業を立ち上げる連続なんですが、ついつい昔の成功体験を引きずりたくなります。それが一番楽だから。成功する確率は高いし、手順も分かるからです。

でも、お客さんが求めているものは常に同じじゃないから、成功体験を続けていると会社そのものが危なくなっちゃうんだと感じました。もちろん事業の根っこのところは残しておいて、時代のニーズに合わないもん(もしくは合わない傾向がある)はズバッと「捨て去る」勇気が社長には必要。

最大の得意先でも、売上の30%以上を依存しないこと。

うちの得意先は一社にかなりの部分(30%なんて話にならないぐらい)を依存しているので耳が痛い話。その得意先が倒れてしまうと、その時点でドボンじゃー事業の継続なんてできっこない。早くバランスのとれた得意先をもちたいと思います。

会社の中のすべての数字は、必ず「傾向」で見よ。

最近、どっかで聞いたよーな話だなぁ、と読んでいる時にずっと思っていたんですが、今思い出しました。「縦と横 – Chikirinの日記」でした。「傾向」を見るってことは過去と比べて今を見るってこと。そして、そこからさらに未来を予測すること。今の数字だけに一喜一憂しないように気をつけたいです。

低収益商品を捨てる場合、それに代わる、より高収益商品がなければ、それによって得られていた付加価値だけ、会社の利益が減ることを忘れてはならない。

新たな収益をあげる最も早く、確実な道は、今ある商品の欠点を見つけ出し、これを直すことところにある。

会社の儲けを増やそうと思ったときに、なにも新しいことばかりに力を入れる必要はなくて、今儲かってるところをきちんと育てることも大切。要は古いこと、新しいことのバランスが大事なんかなーと思いました。

起業家プロの発想力

本書は、70社もの社長達のエピソードを紹介している。

成功するためにどんな発想で荒波を乗り越えてきたか?
下積み時代はどうやって過ごしたのか?
会社の哲学や理念は?
仕事を成功するためのノウハウは?

以上のような成功エッセンスが満載。

1社長に4ページほどの分量なので
深堀がないのがちょっと残念だけど、
それでも、テーマごとに分けられた70人もの社長達のエピソードを見れば
自分の悩みを解決してくれるを“ちょっとした発想のヒント”を
与えてくれる一冊である。

マインドマップメモ

kigyouka-puro

ひとつひとつのエピソードは短いけれど、
今の仕事をすぐに改善してくれるアイデアがたくさん見つかった。

同業者に戦意を喪失させるぐらいの差をつけて
圧倒的なブランド力を築く・・・
それがまた大手の参入障壁にもなる。

今出来ること=利益見込みのあること=リスクのないことをやりつつ
これから出来ること=将来性のあること=リスクの高いことを同時に行う。

会社を経営する場合だけではなく、起業する人にも通ずる考え方。
ハイリスクハイリターンのビジネスだけに勝負をかけるのではなく、
『堅実』と『挑戦』のバランスが大事。

今回のマインドマップメモのポイント

  • 同業者を戦意喪失させるぐらいの差をつけろ!
  • 大手が参入しないように、自ら価格破壊をせよ!
  • 靴箱やハンガーで大繁盛の錯覚を起こせ!