キノシタケ
鎌倉に移住した夫+妻+娘のブログ

b-mobileのスマホ電話SIMカードを2ヶ月使ってみた感想

ここ2ヶ月ばかりの間、b-mobileのスマホ電話SIMカードを使っていたので、その経緯と感想を共有してみたいと思います。

世界一周旅行へ出かけるまではソフトバンクのiPhone3GSを愛用していたのですが、旅の出発を機に解約。旅の間は香港から輸入したSIMフリー版Android Galaxy Nexusを使っていました。国を移動するたびに現地のSIMカードを購入していたので、こんなにたくさんのSIMカードが集まりました。

色んな国のSIMカード

旅の間にすっかりSIMカードの魅力・利便性にはまってしまった僕は「せっかくSIMフリーの携帯を持ってるし、日本でもSIMカードで携帯を使う時代がきっとやってくるだろうし、日本でなんとかSIMカードな生活を送れないか」と画策し、手に入れたのがこいつです。b-mobileが発売している『スマホ電話SIM』。新宿にあるヨドバシカメラでさくっと買えます。3150円なり。

スマホ電話SIMカード

b-mobileには他にもデータ通信専用(このタイプが多い)のSIMカードもあるのですが、僕は電話もできるタイプが欲しかったのでこれにしました。購入後にウェブサイトで登録をすると、登録した住所に住所確認コードが届けられますので、それを打ち込むと携帯回線が開通して使えるようになります。このあたりの手順が、買ってその場で使えるようになる海外の状況とは異なり、少し面倒なのが減点ですね。

携帯のプランは、3種類ある電話プランと通信プランを自由に組み合わせることができます。僕は電話プランに真ん中のプランM(2,290円/月)、通信プランに最も安い月額980円のものを選びました。この通信プランでは上り下りともに最速で150kbpsしか出ないのですが、スマートフォンでメールやFacebookを見たり、地図をたまに使ったりするだけなら、100kbpsあれば充分なことを半年間の旅で実感していた(慣れたとも言う)ので、過剰な利便性よりも毎月の携帯代を抑えることを優先しました。

2ヶ月弱使ってみた感想としては「充分実用レベルにきているな」ということです。上記のようなライトなスマートフォンユーザーであれば特に通信スピードにも(それほど)不便さを感じないだろうし、b-mobileはドコモの携帯回線を間借りしているので電話の使用も問題ない。スマートフォンを使っているのに月の携帯代が5,000円を切っているコストパフォーマンスも素晴らしい。

このSIMカードの唯一の難点を挙げるとすれば、〜〜@docomo.ne.jpや〜〜@softbank.jpといった携帯用メールアドレスが使えないことです。代わりに番号同士でメールができるSMS(ショートメール)を使えるのですが、相手側の携帯の機種によってはSMSを拒否していたり(ガラケーを使っている友人に多い)、SMSを使ってメールを送るのに苦労したり(うちの親のパターン)することがあるのです。周りの友人にスマフォを使っている人が少ない、という人には不向きかもしれません。

ただ、日本の状況が海外に追いついて(はっきり言って日本の携帯事情はアジアより遅れてます)、携帯用にメールアドレスを作ることなんて既に無用なんだと気づく人が増えてくれば、もっと言えば、SIMカードで携帯を利用する人が当たり前の時代になれば、こんな些細な問題は気にならなくなるでしょうね。

日本で、SIMフリー携帯&SIMカードでスマートフォンを使っている人はまだまだ少ないと思いますので、少しでも参考になれば嬉しいです。そして、SIMカードユーザーがもっと増えるといいな。

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