いざ秩父へ。
座席の横に飲み物やおやつを置くと、テンションが上がるのはなぜだろう。
山羊?!
切符がレトロでかわいい。
春にはSL機関車も走るそうな。
武州日野駅に到着。ここから車でお出迎えをしてもらい、
今夜のお宿「柳屋」さんに到着。すごいええ雰囲気。どこぞの神様も遊びに来てそう。
早速、ひとっぷろ浴び、夕食をいただきます。
鮎の塩焼き。身がふんわりほくほく。
鯉のあらい。臭みが全然なくて、うまー。
わらび、新たまねぎも旨し。
メインの猪鍋。豚よりも歯ごたえはあるけれど、意外とさっぱり。でも噛んでいるうちに肉の旨味がじゅわわ。
締めは、ご主人が打ったお蕎麦をいただきました。
食べきれなかったキノコの炊き込みご飯を、お夜食用のおにぎりに。女将さんの親切さが嬉しい。
朝食も豪華。夕食もそうでしたが、下手にお刺身やら牛肉やらを出さずに、ほんとに「採れる」材料で、丁寧に料理しているなぁという印象を受けました。うちの嫁さん曰く「全部美味しかった。ハズレが一品もなかった」と。
折の地震の影響で、この宿だけでも、300人以上のキャンセルが出たと聞きました。外国人の観光客が減っているだけではなく、関西から関東へ来るひとも減っていると、ご主人の談。危険なことは避けるべきですが、過度に反応せず、またお客さんが戻ってきてほしいと切に思いました。今なら混雑を避けてお風呂もお料理も静かに楽しめますし、逆にのんびり旅をするチャンスと言えなくもないですしね。
ご主人、女将さん、素敵な時間をありがとうございました。