ぼんじょるの〜。3泊滞在したヴェネチア編です。
フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅から電車でヴェネチアへ移動。各国ごとに電車のデザイン、形状が異なり、見ていてワクワクする。
相席になったドイツ人夫婦と仲良くなり「おうちに泊まりにおいで(無料で)」とご招待頂きました。連絡先を交換し、またの再会を約束。初対面の人を、自然に、押し付けなく、自宅に誘えるなんてカッコイイなぁ。
海の上の線路を抜けると、
ヴェネチアのサンタ・ルチア駅に到着。ホームの目の前にすぐ運河が流れている。
「なんだかディズニーシーみたいだな」と。こちらが本家ってのは知ってますが、そうではなく、全体的にテーマパークのような雰囲気が漂っているんです。観光シーズンだからかなぁ。
ホテルへ移動するために船バスの60分券を購入。6.5ユーロだったかな。650円ぐらい。けっこう高い。地元の足ではなく観光客専用といった感じ。船バス停はかなり整備されていて標識も分かりやすいので、降りる駅の名前さえ覚えておけば利用は簡単ですよ。
ヴェネチアで一番有名な橋、リアルト橋。フィレンツェのヴェッキオ橋と同じく、こちらの橋も両脇を店がずらりと固めている。
水飲み場にも人が殺到。でもヴェネチアの地表のすぐ下は海のはず・・?どうやって湧き水が出ているのか疑問に思って少し調べてみると、どうやらヴェネチアの井戸は雨水を貯めて、砂や砂利のフィルターで濾過するという仕組みだそうな。まぁ、この飲み場がその仕組みを使っている分かりませんが、海の上の湧き水とは面白いもんです。
リアルト橋の近くにある市場。
果物や魚介類がたくさん並んでいて活気がある。
値段はスーパーとそんなに変わらないけれど「市場のほうが新鮮で美味いはず」と、いくつか朝食用に購入しました。
おっちゃんの笑顔が素敵。
サンマルコ広場。この人だかりを見ていると、時々ここが冠水するなんて、信じられない。
対岸の島が美しい。海の街ヴェネチアを訪れて変な感想なのかもしれませんが「ヴェネチアで初めて海らしい海を見た」と思いました。駅側よりもこちらのほうがずっと景色が良い。
ドイツ人夫婦が「この時期にヴェネチアに来るもんじゃないよ」と語っていたのを十二分に納得させられるほど、狭い路地に溢れる人混みには辟易しましたが、
迷路のような路地を歩きまわり、
うっとりする景色が
ひょいひょいっと顔を出してくれるのが
ヴェネチアが大勢の人を魅了する所以なんだろう、と思いました。
以下、食べたもん。
このイカ墨パスタは、海の味が凝縮されていて、最高にボーノ!でした。
次回はオーストリア、インスブルック編の予定です。ちゃお〜。