キノシタケ
鎌倉に移住した夫+妻+娘のブログ

人類学者たれ – 『第2回イノベーションフォーラム』

Tom Kelleyのスピーチは群を抜いて一番面白かった。出だしから日本語でジョークを飛ばして会場のウケを取っているあたり、さすがだなぁと思わされた。面白かった!で終わらないうちにKelleyのスピーチだけアウトプットしておく。

Kelleyはイノベーションを起こす人たちは、次の10タイプだと言っていた。

  • Anthropologist
  • Experimenter
  • Cross-Pollinator
  • Hurdler
  • Collaborator
  • Director
  • Experience Architect
  • Set Designer
  • Coregiver
  • Storyteller

この中でも特に上3つのタイプであるAnthropologistExperimenterCross-Pollinatorを強調していた。

Anthropologistとは人類学者を意味している。なぜ人類学者なのか。それは人類学者が人の行動や習慣を研究することを生業としているからだ。イノベーションを起こすためには、皆が見ているけれど見えていないものを見る必要がある。毎日目にしている風景に実は問題が潜んでいることはないだろうか。見逃してはいないだろうか。自分の国でまかり通っている常識を鵜呑みにして、ちょっとした不満をこんなもんなんだと片付けていないだろうか。人類学者のように日常を観察!観察!観察しよう。

Experimenterとは実験をする人のことだ。イノベーションを起こすためにはトライ&トライあるのみ。エジソンのように何千回もうまくいかない方法を見つけよう(失敗ではない)。そして失敗をするのならできるだけeasier(earlylかも)&cheepに失敗をしよう。たくさんプロトタイプを作ろう。断じてお客の前にプロトタイプを一つしかださないことのないようにしよう。

Cross-Pollinatorとは直訳するとクロスしている花粉媒介者。組織の中からイノベーションをどんどん起こすためには、人と人の繋がりが活発である必要がある。だが組織が大きくなれば身内でコミュニケーションが完結していまう傾向がある。だから、規模の大きい組織は積極的に外部とコネクションをとることを推進しよう。また、組織内の若い人材に問題を解決できる専門家がいないか探し出そう。もしそんな若者を発見することができたのなら、そいつをプロジェクトの中心に添えよう。

おおまなか話はこんな感じだった思う。ただし、できるだけ翻訳機を使わないようにしていたのでかな~り誤訳&誤解が混じっていると思われるそのあたりご容赦して読んでいただければ幸いである。(おかげ様でリスニングの勉強のモチベーションがかなり上がりました笑)

人類学者たれ – 『第2回イノベーションフォーラム』 への1件のコメント

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