キノシタケ
鎌倉に移住した夫+妻+娘のブログ

初めての10キロマラソン in くまとりロードレース

くまとりロードレースに参加してきた。生涯で初めての10キロマラソンだ。マラソン大会に出るなんて中学生ぶりだったし、市民マラソンに参加するのは初めてだったので前夜はなかなか眠れなかった。どんな服装で走ろうか、貴重品はどこに置けばいいのか、着替えはどこでするのか、そんなことを考えていると不安と興奮で気分が昂ぶってくる。まるで遠足前夜の少年のようである。

当日、電車とバスを乗り継ぎ会場となっている大阪体育大学へ到着。校内にあるグラウンドが今回のレースのスタート地点である。

くまとりロードレースのスタート地点くまとりロードレースの観客席

まず受付を済ましてゼッケンとICチップ、参加賞のTシャツを受け取る。なかなかカッコいい。正直なところもっとダサいTシャツかと思っていた。くまとりロードレースの関係者の皆さん、侮っていました。すいません。

参加賞のTシャツ

レースが始まるまで1時間ほどあったので、ストレッチと読書で時間をつぶす。少し緊張しているのかトイレの回数が多い。

スタート10分前にグラウンドへ集合し、『50分以上はこちら』と書かれたプレートの後ろあたりにポジションをとる。レースが開始するまでそわそわ。緊張が高まってくる。またトイレに行きたくなる。周りの人を観察すると所在無く手をブラブラさせたり、足首を回したりしている。うーん、久しぶりの「非日常の空間」といった感じ。これだよ、これ。

銃声とともにスタート。最初は緩やかで長~い下り道が続く。行きはヨイヨイ、帰りは地獄ってもんだ。このあたりが最後の勝負所になるんだろうという予感を覚える。

序盤が過ぎるとアップダウンが激しくなってくる。これほどハードなコースを走った経験がなかったのでペース配分が分からない。下りでゴボウ抜きし、上りで追いつかれるというレース展開を繰り返す。とりあえずハートレートモニターで心拍数を160前後にキープするように走る。山道でコースがきつい分、自然が多くて気持ちが良かったし、初めて見る景色ばかりなので走っていて全く飽きない。初参加のレースの醍醐味ってもんかな。

レースの中盤に大きなダムがあり、そこを2周するとレースも後半に突入。ペースを上げていく。レース序盤に追い抜かれていた金美齢さんに似たランナーを心のライバルに仕立てていたので(笑)、その人に追いつくことを目標にする。心拍数は170近くに上昇。沿道の人の「もう少しだ!頑張れ~!」の声に励まされる。赤の他人に応援されるなんていつぶりだろうか。

ゴールまであと2キロぐらいのところでライバルを追い越し(YES!)、最後の長い上り道へ差し掛かる。ちらほらと歩いているランナーをみかけるようになる。手を意識的に大きく振り、足を前へと進ませる。心拍数は180オーバー。勝負所だ。

なんとか最後のスパートで序盤の遅れを取り戻し、無事に1時間54秒でゴール!キロ6分5秒くらい。日頃ジョギングしているペースとほぼ同じである。レースの後半は他のランナー に刺激されてペースを上げたつもりだったけれど、坂道が多かった分、プラスマイナス0といった感じかな。それにしても、ちょっとした坂道でもマラソンで走って いると急勾配に感じるんだから不思議なものである。足が思ったよりも前に進まななくなる。今後はふくろはぎの筋力をもうちょっと鍛えたほうが良さそうだ。

ゴール地点でチップを返却し、完走証を受け取る。

レースの完走証

グラウンドでは走り終えた方にスポーツドリンクと豚汁を配っていたので、有難くゴチになりました。レースを終えて少し冷えてきた身体にあったかい豚汁が抜群に旨い!病み付きになりそうだ。

豚汁とスポーツドリンク

初めての10キロマラソンだったけれど、非日常の空間を楽しむことができ、レースの雰囲気を把握するという目標も達成できたので満足するものになった。今後のステップにもなると思う。次はハーフマラソンに挑戦だ!

初めての10キロマラソン in くまとりロードレース への1件のコメント

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