新宿から小田急の特急バスに乗る。日本人以外にも中国人や韓国人、フランス人が乗っていて、社内にはいろんな言語が飛び交っている。なかなか国際色が豊かな旅路です。
しばらく走っていると、綺麗な山が見えてきた。しかも、山頂の辺りに飛行機雲がかかっていて幻想的。
嫁さんと一緒に、しばらくそれが富士山だとは気づかず「それにしてもいい形をした山だ」と言い合うボケっぷり。関西人はフジが見える距離感が分からんのですよ、と言い訳しておきます。いや、ほんと、まさかこうも簡単に見えちゃうとは。
途中、どこのバス停で降りればいいのか困っているフランス人のおっちゃんがいたので、英語で喋りかけて教えてあげた。こういう時に喋りかけられる勇気を持てたのは、日頃のRarejobのレッスンのおかげ。大袈裟でもなんでもなく、こういう小さな体験を積むことで、さらに英語を勉強するモチベーションが上がるもんだと思う。
さらに余談になりますが、新宿のバス停で、英語のバス路線図を配ったら助かる人が多そうだと感じました。しかも大きく広げられるやつ。
目的のポーラ美術館。
ここに来るまでの山路、僕らの前に車が急に止まり、ひょこっとおばあさんが顔を出してきた。そして「どこまで?ポーラ美術館?だったら乗ってらっしゃい。歩くと遠いわよ」と相乗りをすすめてくれた。
こんなことが本当にあるんだ!と驚きつつも、有難いお申し出に夫婦で感謝しながら車に乗せていただきました。僕は心の中で、もしかしたら、さっきフランス人を助けてあげたことを神様が見てたんかな、と思ったのでした。
ポーラ美術館は、人が少なく、窓ガラスが壁一面にひろがっていて、とても気持ちのいい所だった。嫁さん曰く、展示されている作品が粒揃いで、東京でやっていたら大行列だよ、とのこと。
この日は、その後、宿まで移動し、箱根の料理に舌鼓を打って終了。