京都国立近代美術館でルノワールが期間限定で展示されているので足を運んできた。
三条駅から歩くこと20分ほどで到着。
概観は長方形のシンプルな形。すぐ横には川が流れていた。
玄関の正面に、ルノワール展の看板を発見。
『ルノワール+ルノワール』とは、父親であるピエール=オーギュスト・ルノワールと、息子のジャン・ルノワールの共演を意味している。息子のジャン は映画監督なのだが、父親の影響を多大に受けていたようで、彼の映画作品のシーンには父親の作品と類似している場面が多く見られるそうだ。
館内では二人の作品を並べて配置しており、同じ場面を描いている父親の絵画と息子の映画とを見比べるができるように趣向が凝らされていた。彼らの作品を単独で観るよりも楽しめるのではないだろうか。
展示されている作品の中では『ブランコ』という作品が一番気に入った。明るくて優しい印象だったので、家に飾ってみるのも悪くない。レプリカを購入したくなった。
作品を観終わった後は、一階のロビーの奥で休息をとった。
天井が高く、窓ガラスが大きくて開放的な空間。目の前に川が流れているので、リラックスするには打ってつけの場所である。一階のカフェにはテラス席もあったようなので、次回はそちらも覗いてみようと思う。